間違った方法では病気の原因にも

多くの女性、また男性でも少なくない数の人が今の自分よりもさらに美しい姿になりたいと思ったり、テレビや雑誌などで活躍するスリムな体型の芸能人にあこがれたりなどの理由から、色々なダイエット法に取り組んでいます。確かにダイエットは美容のためになると共に、体内の脂肪量を減少させて生活習慣病の予防になるなど、健康に役立つという側面もあります。しかしその方法に間違いが生じると、様々な病気の原因にもなってしまいます。 ダイエットにおける大きな間違いと言えるのが、とにかく食べる量を減らし、摂取カロリー量を抑えれば良いという考え方から、無理な食事制限を行うというものです。確かに摂取するカロリーよりも消費するカロリーが大きければ、体重が減ったり脂肪が落ちたりすることで一時的に痩せられるというのは確かでしょう。しかし無理な食事制限によるダイエットは基礎代謝の悪い体質を生じさせて、リバウンドしやすくなってしまいます。それだけでなく人間の体が必要とする栄養分をきちんと取らない偏った食生活により、病気になったり体調が良くなかったりなど、肉体面で大きな問題が生じてしまいます。例えば鉄分が不足することで貧血になって疲れやすくなったり、カルシウムが不足することで骨密度が低くなって、骨粗しょう症になったりするのです。また特に女性に多いのが、生理が止まったり、生理の間隔がまばらになったりなどの生理不順です。 ダイエットの間違った方法による病気は肉体上のものだけではなく、精神上の問題も引き起こします。例えば若い女性に多いと言われる拒食症などの摂食障害は、その原因の中でもダイエットが大きな理由の一つになっています。痩せれば痩せるほど美しくなるという思い込みと積み重なったストレスが自分を追いつめ、食事を取ることを拒否したりするようになるのです。さらに過度なダイエットによってホルモンバランスの乱れが生じ、セロトニンの低下によってうつ病を引き起こしてしまう恐れもあります。 ダイエットを行う際には無理な目標を立てず、過度の食事制限や激しすぎる運動をするのではなく、バランスの良いやり方を実行することが肝心なのです。



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